PAYPAY証券の税金と配当金！特定口座（源泉徴収あり）なので手間いらずで安心

PAYPAY証券の売却益には税金はかかるのか？

また米国株を持っている場合、配当金はもらえるのか？

結論から言うと、税金はかかりますし配当金ももらえます！

この記事ではほんとに株初心者の方のために税金と配当金について解説しますね。

PAYPAY証券の売却益にかかる税金

税金はPAYPAY証券だから特別という訳ではなく株式取引に関する税金なので決まりがあります。

株式の売買益にかかる税金は、給与などの所得とは別に計算・申告をする申告分離課税です。

1年の取引利益に対して20.315％（所得税および復興特別所得税15.315％、住民税5％）の税金がかかります。

年間の利益が20万円未満であれば所得税は課税されませんが、住民税の5％は課税されますので注意ください。

さて、ここで知っておきたいのがどうやって税金を払うのか？

結論から言ってしまうとPAYPAY証券が勝手に払ってくれます（笑）

その理由はPAYPAY証券の口座は特定口座（源泉徴収あり）だからです。

通常証券会社に開設する口座は以下の3種類があります。

通常、証券会社で株を買うときには上記のどれにするか選ぶことができますが、PAYPAY証券では特定口座（源泉徴収あり）のみとなります。

なのでPAYPAY証券で年間20万円の利益が出ても税金はPAYPAY証券が納付してくれますので何も気にする必要はありません。

ちなみに特定口座（源泉徴収あり）の場合、株を売却（利益確定）したときに売却益から税金がひかれます。

ここで注意したいのが特定口座（源泉徴収あり）だと売却した時点で税金がひかれているので、年間の利益が20万円未満でも納税してしまっていることになります。

例えば年間利益が18万円だった場合、約20％の税金として38,000円が納付されていることになります。

これは結構痛いですよね・・・。

でもこの納める必要がないのに納めてしまった分は確定申告すれば還付してもらうことは可能なようです。

が、めんどいですね・・・。

特定口座（源泉徴収なし）は何のためにある？

さきほどの表のとおり一般口座は取引集計から税金納付まですべて自分でやらないといけませんので、正直利用するメリットはありません。

残るは特定口座の源泉徴収ありかなしかなんですが、普通に考えると何もしなくて良い源泉徴収ありの方が良さそうですよね。

源泉徴収されないようにするため

さきほど説明したように源泉徴収ありだと無駄に税金が引かれてしまうので、年間利益が20万円を越えない想定の人は源泉徴収なしが良いでしょうね。

他の証券会社と損益通算するため

例えば証券会社Aで100万円の利益が出て、証券会社Bで100万円の損失が出た場合

本来であればA社とB社の損益合計は0円なので、税金は発生しませんが、源泉徴収ありの場合A社の利益に対する税金20万円が徴収されてしまいます。

これが源泉徴収なしだと税金は引かれてないので無駄に税金を徴収されることはありません。

源泉徴収なしだと損益通算できるんですね。

譲渡損失の繰越控除のため

「上場株式などの譲渡損失の3年間繰越控除」というのがあり、確定申告すると翌年以降3年間損失を繰り越して、利益と相殺することができます。

このように2020年に100万円の損失で、2021年と2022年にそれぞれ利益が出た場合、源泉徴収ありだと税金が徴収されてしまいます。

でも源泉徴収なしであれば自動で徴収されていないため、譲渡損失の繰り越し控除により税金は発生しません。

繰り返しになりますが、源泉徴収ありでも確定申告すれば、無駄に徴収された税金は還付してもらえます。

PAYPAY証券の配当金

さてPAYPAY証券の税金について詳しくなったところで次は配当金について確認です。

結論！PAYPAY証券でも配当金は普通にもらえます！

知っておいてほしいことをお伝えします。

米国株の配当金の税金について

米国株式の場合、現地で配当金の10％が税金として差引かれた金額に対して20.315％が日本国内の税金となります。

そうなんです。配当金にも売却益と同じく税金がかかります。

しかも配当金の場合は現地（米国）で10％が税金として差し引かれます。

分かりやすく通常の売却益にかかる税金を考えてみます。

売却益も配当金も100万円だったとすると売却益に対する税金は単純に100万円×国内20％で20万円ですね。

これが配当金の場合だと、まず100万円の10％の10万円が現地の税金としてひかれます。

そして残りの90万円に対して国内20％の税金が課せられます。つまり。

配当金の税金＝現地税金10万円＋18万円（90万円×20％）＝28万円

売却益も配当金も100万円だった場合、配当金の方が8万円多く税金を納めることになります。

こうなるとなんだか配当金の魅力半減しちゃいますよね。

ということで米国株の配当金の税金に関しては確定申告して還付してもらいましょうね！

PAYPAY証券高配当銘柄ランキング（2020年11月3日時点）

配当金の税金について理解できたので、安心して高配当株を狙えますね（笑）

PAYPAY証券の中でも高配当な米国株を紹介しておきます！

1位のエクソンモービルはなんと10％越え・・・。

ただし、これは配当額は変わらずにコロナの影響で株価が下がったために利回りが高くなっているだけではあります。

仮にこのままの配当だとすると1億円投資しておけば何もしなくても税引きで約800万円の不労所得が入ってきます。

普通に良い暮らしができてしまいますね（笑）

まぁこんなに大金を持っている人はPAYPAY証券ではなくSBI証券や楽天証券などの大手で運用するでしょうけどね。

配当月を見てもらえば分かりますが、仮にこれらの銘柄をすべて持っていれば毎月配当金がもらえますので楽しいでしょうね。

給料とは別に不労所得が毎日入ってくるわけですから。

配当金を再投資して複利運用すれば資金はどんどん増えていきますよ！

PAYPAY証券は売却益狙い向き！

ぼくはPAYPAY証券は配当金よりも個別株の売却益（キャピタル）狙いの方が向いていると思います。

確かに配当金は魅力的なんですが、やはり資金力がないとあまり意味がありません。

取引コストのことを考えると、前述のとおり配当金狙いの方はPAYPAY証券よりも大手証券会社で運用する方が良いでしょう。

例えばあまり資金力のない方が頑張って投資できたとして100万円を配当利回り10％の株に投資しても得られる配当金は税引き後で年間8万円くらいです。

資産運用としてはありかもしれませんが、短期間（5年くらい）で大きく資産を増やしたい場合にはちょっと心細いですよね。

20年、30年後に大きな資産になっていれば良いという考えの方は配当金狙いで全然良いです。

その人の年齢にもよると思います。20代、30代なら20年くらいの長期目線で良いですが、40代、50代だとどうでしょう？

20年後はもう60歳、70歳ですからね。

実際ぼくは40歳なのである程度短期間で資金を大きくしたいと考えています。

売却益狙いなら個別株が5年後に10倍になっている可能性もあります。100万円が1,000万円ですね。

実現するかどうかはおいといて早くリタイヤしたいので（笑）

ということで資金力がないぼくら年寄り庶民は配当金よりも売却益狙いの方がよいと考えています。

PAYPAY証券は一般的に資金力がないと言われる人の中でもさらに資金力がない人のためのサービスです。

だって1,000円で米国株が買えますからね！

しかも誰でも簡単にワンタップで買えます。ほんと素敵です（笑）