【書評】CIS本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」がおもしろすぎる

【書評】CIS本一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

こんにちわ。めざお(@Mezaoku_tweet)です。

2018年11月27日。ツイッターでとあるツイートが流れてきました。


ボランティアとして参加?なぜ?


「税金の申告が面倒だからボランティアで参加」・・・。

即買い(予約)しました(*^^)v

とてつもないレベルの個人投資家cisさんがどのような思考でどのようにして勝てるようになったのか。

詳細が記されています。一度読み始めると読み終わるまで本を閉じることはないでしょう。

久々にめちゃくちゃおもしろい本に出会いました(*^^)v

この本を一言で評価すると「おもしろすぎるから今すぐ読んでください」です。

cisさんとは?

知らない方のために簡単に紹介しておきます。

21歳のときに300万円で投資をはじめ、今現在では230億円の資産をもつ個人投資家です。

実際には20歳の時点でパチンコで2,000万円の資産を築き、その後競馬で1,000万円負けて、本格的に投資で勝負するようになったそうです。

一人で日経平均を動かせるほどの資金力で日々デイトレードされており、その現金資金は約150億円。

今では終わってしまいましたが、あの超有名番組「笑っていいとも!」に呼ばれて出演したことがあるそうです。

あの有名なジェイコム株誤発注事件では約6億円を稼がれています・・・。

上がり続ける株は上がり、下げり続ける株は下がる

投資家や投資を始める人に「何かアドバイスください」と言われたとき、僕は「上がり続ける株は上がり、下げり続ける株は下がる」とだけ言うことが多い。

今現在買われていることで上がっている。売られていることで下がっているというのは明確な事実としてそこにある。であればマーケットの潮目に沿って行動するのが一番勝つ可能性が高い。

上がっている株を買う。下がっている株は買わない。買った株が下がったら売る。

この大原則に従うようにして今の資産を築くことができた。

確かに大原則で誰もが理解はしているのですが、その大原則に従えないのが人間でやはり感情に大きく左右されているためほとんどの人が勝てないのだと思います。当然、ぼくも含めて。

ほんとシンプルな考えなんですけどね。

この大原則に従い、どのように考え、どのように行動したかを読むことができます。

メディアはかなりいい加減

その時間帯に株価を動かしているのは僕なのに、全然僕の思惑と違うことを勝手に想像して話している。

ソフトバンクの株を50億円分売ったことがあったそうですが、その時に「昨日の中国のアリババが軟調だったこともありソフトバンクは売買代金1位で値を下げている」というような解説をされていたそうです。

でも実際にはcisさんがソフトバンク株を損切して下げたわけなので、ほんとメディアはいい加減だというようなことが書かれています(*^^)v

にしても50億円の取引を個人でやってるって凄すぎませんか?

朝の10時段階では全体の3割くらいの取引高がcisさんの取引であることも多いようで・・・。

凄すぎてよく分からないです。

これが一人の力で日経平均を動かせる男と言われているゆえんなのでしょうね。

230億円稼いだ勝つ思考

かなり心にグサッときたcisさんの勝つ思考をいくつか紹介します。

「押し目買い」をやってはいけない

これ衝撃的だったんですが、むしろぼくは押し目買いこそ正義だと思ってました。

押し目買い

上がっている株が少し下げたときに買うこと。

押し目買い

でもcisさん的には順張りが基本なので、以下の考えにより押し目買いはダメとのことです。

押し目買いは下がったところで買おうとするわけだから、逆張りの一種になる。つまり、やってはいけない買い方のひとつ。

むしろcisさんは2回目の押し目で売る(決済する)ことが多いそうです。

いやー。深いぃ。

目先の「利確」に走れば大勝はなくなる

僕の場合、銘柄それぞれの勝敗を考えるなら、利益になる取引は3割くらいしかない。残りのほとんどがトントンかちょい負け。けれども、時々負け額に対して10倍や20倍の金額を勝つことがあるから、勝率は低くともトータルではプラスになる。

損小利大のことですね。ぼくの場合損切はそれなりにできてるつもりですが、利益を大きく伸ばすのが苦手です。

目先の利益をすぐ確定したくなっちゃいます。

でも、トレード効率からすると利益を伸ばすほうが良い結果になりやすいそうです。

ただ為替の場合は上がり続けることはないので、ある程度自分の目安を決めておくと良いのかなと思いました。

たとえば、ぼくが検証中のサイコロトレードでは損切50PIPS、利確100PIPSを徹底してます。

勝率こそ40%もありませんが、利益は伸びていってます。

参考:FXはサイコロトレードで勝てるのか?10種類の通貨ペアをSBIFXトレードのアプリで実弾検証

ナンピンは最悪のテクニック

結論からいえば、ナンピンは最悪の買い方だと思っている。場合によっては一撃で死亡してしまうから。

まずいのは、自分の失敗、敗北を認められないこと。ナンピンは失敗しているにもかかわらずロットを増やすという点でも矛盾している。

損切を徹底しなさいということが書いてあります。

よく聞くことですよね。

ぼくも理解していて自分の想定と違った場合は即損切するようにしています。

ただし、ぼくが運用している豪ドルのスワップ運用などはこれには当てはまらないと思ってます。

要は一撃で死亡しないナンピンであれば良い訳なので。

ハイレバレッジ取引においては損切は必須ですが、スワップ運用のような低レバレッジ取引の場合はナンピンして保有数を増やすのはありです。

参考:豪ドルのスワップ運用はヒロセ通商できまり!年利6%で夢のスワップ生活を手に入れろ!

ただcisさんは「配当狙いは儲からないから興味ない」とのことで、複雑な気持ちです・・・。

本を読んだ感想まとめ

ほんの一部しか紹介できてませんが、とにかくおもしろい本です。

是非、手に取って読んでみてください。のめり込みますよ(*^^)v

ちなみにこんな文章もあります。

僕(cis)からお金がほしいのであれば、投資の世界で僕に勝つか、めちゃくちゃ面白いゲームをつくって課金させてほしい

cisさんはゲーム大好きなんですが、ゲームに〇〇〇万円課金されています・・・。

えっと、あれが3つくらい買える額です。いくらか気になるでしょ?

正解は本読んでくださいね(*^^)v

今回の本は株に特化して話してありますが、気づかされることが多くトレードで稼ぎたいなら必読の一冊かと思います。

でも、トレード手法などが書いてあるわけではなく、考え方について書いてあります。

読むと分かりますが、全然難しいこと書いてないんですよね。

ほんとシンプルにマイルールどおりに取引されていることが分かります。

全7章で構成されており、最後には「ギャンブルを制すものは株を制す」という付記が用意されていますが、ここがめちゃくちゃおもしろいです。

ギャンブルと株がどう結びつくのか読んでみてくださいね(*^^)v

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後も当ブログめざすぜ億リーマンをどうぞよろしくお願いいたします。

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