こんにちわ。めざお(@Mezaoku_tweet)です。
ぼくは今、GMOクリック証券で株価指数CFDを運用しています。
株価指数CFDには価格調整額というものがあって受取日になるとその調整した金額がもらえます。
単純にこの価格調整額をもらったらその分儲けたと思ってませんか?
ぼくは思ってました。
でもそれは大きな間違いでしたので、いろいろと自分なりに調べた結果を共有します。
と思ってツイートしたのがこれ。
株価指数CFDトレード実績更新!
日本225の価格調整額もと欲張ったら失敗
もっと早く利確すればよかったです・・・。反省(*^^)v価格調整額って何も得してないことに気づいたので良い勉強でした
まだ不明点ありますが、価格調整額については別記事にしようと思います。https://t.co/UxOidSSXyz
— めざお@お金なきポンコツリーマン😎資産運用ブロガー (@Mezaoku_tweet) 2019年6月13日
価格調整額は配当みたいのものではない!
価格調整額ってクリック株365でいう配当みたいなものだと思ってましたが、大きな間違いでした。
読んで字のごとくなんですが、単純に調整した金額を受け取っているだけなんです。
なので得している訳でも損している訳でもありません!
これだけでは意味不明だと思いますので、詳しく説明していきます。
CFDが参照している先物は出来高が1番多い限月です。しかし、先物には期日があり、期日以降は取引ができなくなってしまいます。一方、CFDには期日がないので、参照している先物が期日をむかえる前に、参照する先物を期近から期先へ変更する必要があります。しかし、上記で述べたように先物の期近と期先は価格が異なっているのが通常です。そのため、CFDが参照する先物を期近から期先に変更するとCFDの価格も変わってしまうのです。
~GMOクリック証券より~
めざお
簡単に説明すると今参照している先物A(100円)の期日を過ぎると参照できなくなるので、その前に別の先物B(90円)へ参照先を変更する必要があるんです。
参照先を変えたことにより生じる先物Aと先物Bとの価格差を価格調整額と言います。
金額はあくまでも例ですが上記の図だと10円の差額が価格調整額ですね。
この価格の差額10円をもらっているだけで、決して得している訳ではないんです。
買いポジションだとこの差額をもらえますが、逆に売りポジションだとこの差額を支払う必要があります。
価格調整額はどのように反映される?
実際に日本225の価格調整額を受け取る日に観察してみました(*^^)v
これは1時間足チャートですが、ご覧のとおり市場オープンと同時に下窓があいて価格が下落しています。
この下落分が価格調整額となる訳ですね。
次に実際のトレード状況をご覧ください。
左の決済前の含み益は5,760円でしたが、右の決済後の金額は4,200円となっています。
この差額(5,760円ー4,200円)を価格調整額の1,830円で埋めているんだと理解しました。
差額が価格調整額と一致しないのは市場オープンから決済するまでの値動きによるものです。
市場オープンは8:30。ぼくが決済したのは8:45
ということで価格調整額をもらったからといって得している訳ではないことをご理解ください。
逆に売りポジションを持っていて価格調整額を支払っても損した訳ではないこともご理解ください。
価格上昇後に決済なら価格調整額分は得!
以下のように価格調整額をもらった後①②③のポイントで決済した場合で説明します。
損益状況
- ①価格調整額(10円)をもらっただけ(得も損もしてない)
- ②価格調整額(10円)と②-①の10円の決済益で20円がもらえる
- ③価格調整額(10円)と③-①の20円の決済益で30円がもらえる
このように価格調整後に即決済すれば得も損もしませんが、価格上昇後に決済すれば決済益も得ることができます。
つまり長期保有して価格が上昇していくならば価格調整額分は得するということになります。
短期トレードなら価格調整額を気にせず決済すべき!
今回ぼくは「価格調整額をもらってから決済しよう」と単純に考えていたため利益を減らしてしまいました。
長期保有して価格が上昇するならば価格調整額分は得することになります。
でも、短期トレードなら価格調整額を気にせず決済したほうがよいということが分かりました(*^^)v
といっても3か月に一回なのでほぼ気にすることもなさそうですけどね・・・。
イギリス100の買いで価格調整額を支払う場合はあるのか?
最後に一つだけぼくの中で疑問が残ってました。
おそらくみなさんも疑問に思われていることがあると思います。
それは「買いポジションを持っている場合で価格調整額を支払う場合もあり得るのか?」という点
例えば、イギリス100の買いで価格調整額を狙って長期保有してる場合に価格調整額の支払いが発生すると意味がないですよね?
なので公式に聞いてみました。
期近から期先に変更するときの価格差を調整額として受け取る、もしくは支払いますがイギリス100や日本225の買いの場合は基本的に受け取りしかないように過去の実績からうかがえます。
これは、期近の価格 > 期先の価格 で発生しますが、
この逆の 期近の価格 < 期先の価格 の場合もあり得るのでしょうか?
つまり買いポジションでも支払いが発生する場合もあるのでしょうか?
この期近と期先の価格がどうやって決まっているのかご教示ください。
価格調整額につきましては、期近から期先へ限月交代することで評価レートに変動が生じ、当該建玉を保有するお客様には評価損益が発生することになります。
この評価損益を調整するため、価格調整発生期日のニューヨーククローズ時点で未決済の建玉に対し、価格調整額が発生します。
期近>期先 の場合、買い建玉の価格調整額はプラスとなり、売り建玉の価格調整額はマイナスとなります。
期近<期先 の場合、買い建玉の価格調整額はマイナスとなり、売り建玉の価格調整額はプラスとなります。
価格調整額の算出につきましては、ご例示のヒストリカルデータに表記される取引レートではなく、参照原資産のカバー取引先となる外国金融商品市場・金融機関から配信される価格を基準にしております。
そのため、期近・期先レートはチャートやヒストリカルデータではご確認いただくことはできません。
参照原資産の情報については、カバー先外国金融商品市場・金融機関のご案内としており、契約締結前交付書面に記載をしている内容となります。何卒ご了承いただきますようお願いいたします。
めざお
うーん。書いてることが難しくてよく分かりません。・・・。
ほんとこういう公式の回答って難しい言葉だらけで分かりにくいですよね。
小学生でも分かるレベルで回答もらえるとすごく好感度アップなんですが(*^^)v
この回答からはイギリス100の買いポジションでも価格調整額の支払いが発生する可能性はあるということになります。
でも実際に過去の実績を見る限りはそんな状況にはなっていません。
これは各国の金利差により買いポジションで安定的に価格調整額を受け取れる銘柄が決まるってことなんでしょうかね?
イギリスの政策金利によってはイギリス100の買いでも価格調整額の支払いが発生する可能性がある?
結局、この辺が分かりませんでした・・・。
誰か詳しい方おしえてください(*^^)v
ツイッターで詳しい方(@Haruka2007Toshi)が教えてくださいました!
価格調整とは先物の長短乗り換えで生じる費用の決済、これは誤りではないです
しかしその価格差というのは何が原因で生まれるのか?
基本的に「現地の株の配当利回り – 現地の短期金利」で計算されるものだったかと。 https://t.co/ewLZjoF4Qd— はるか投信投資顧問 (@Haruka2007Toshi) 2019年6月14日
とても勉強になりますのでTLも読んでみてください。
価格調整額まとめ
- 価格調整額は参照する先物を変更した際に変動した価格分の金額をもらっているだけ
- 価格調整額を支払っても損している訳ではない
- 短期トレードなら価格調整額は気にせず決済すべき
- 長期保有し価格が上がるなら価格調整分は得したことになる
- 価格調整額は各国の政策金利により買いでもらえるか、売りでもらえるかが変わる?
イギリス100の価格調整額を狙った長期保有をされてみてはどうですか?(*^^)v
簡単ですし手間もかかりません。
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